法事/法要当日の進行
法事・法要を無事とりおこなう為に、当日の一般的な手順をご紹介します。
法事当日の手順
法要
着席は、故人に近い人から順に上座に座ります。
- 施主の挨拶:「ただ今より○○○(戒名・法名)の○回忌法要をつとめさせていただきます。」
- 住職の読経
- 参列者による焼香(読経の途中でご住職から促されます。焼香の順番は、施主が一番初めにお焼香し、その後、故人と関係の深かった順に行います。
- 住職による法話
- 施主の挨拶:施主が下座に移動し、法要が無事終了したお礼の挨拶をします。引き続き会食を行う場合は、会場の案内などをします。
会食・お斎(おとき)
法要はお寺や自宅、霊園で営まれ、引き続き同じ場所で会食に移る場合とホテルや料理屋などへ場所を移動して会食する場合とがあります。 折り詰め弁当に日本酒の小瓶をつけて参列者に配り会食を省略することもできます。 住職が出席した場合は正客となります。
- 施主の挨拶
- 会食
- 施主の挨拶(終了の挨拶)
一周忌法要での挨拶例
【はじめの挨拶】
「本日は、皆様お忙しい中を亡き○○の一周忌にお参りいただきまして、ありがとうございました。
早いもので、○○が亡くなりまして一年の月日が流れました。
当初はただ呆然とするばかりでしたが、残された者としてしっかりしなければと、ようやく元気を取り戻してまいりました。
これも、皆様方のお力添えのおかげと感謝いたしております。
ささやかではございますが、お食事をご用意いたしました。ごゆっくりご歓談くださいますようお願い申し上げます。
また、故人の思い出話などもお聞かせいただければ幸いでございます。本日はありがとうございました。」
【終わりの挨拶】
「まだまだ皆様のお話をお聞きしたいと存じますが、そろそろお時間となりましたので、これにてお開きにしたいと存じます。
○○がいなくなって寂しくなりましたが、残りました家族一同助け合ってやっていきたいと存じます。
どうか今後とも、変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。本日はありがとうございました。」